中公文庫 関川夏央 中央公論新社キシャタビ ホウロウキ セキカワ,ナツオ 発行年月:2016年10月 ページ数:313p サイズ:文庫 ISBN:9784122063051 関川夏央(セキカワナツオ) 1949年新潟県生まれ。

上智大学外国語学部中退。

『海峡を越えたホームラン』で第七回講談社ノンフィクション賞を、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローとの共著)で第二回手塚治虫文化賞を、『昭和が明るかった頃』で第一九回講談社エッセイ賞を、2001年「明治以降の日本人と、彼らが生きた時代を捉えた幅広い表現活動」により、第四回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 楽しい汽車旅(トンネルを抜ければ「異界」ー上越線/東京のとなりの「鄙」ー久留里線、いすみ鉄道、小湊鉄道/三十八年の一瞬ー北陸本線/清張の旅情、芙美子の駅ー香椎線、鹿児島本線、筑豊本線/太宰治の帰郷ー津軽海峡線、津軽線、津軽鉄道/オホーツク発、銀河行ー樺太東部本線終点栄浜(サハリン・スタロドゥプスコエ))/宮脇俊三の時間旅行(蝉しぐれの沈黙ー左沢線、山形鉄道フラワー長井線、米坂線/時刻表を「読む」ということーのと鉄道、氷見線/ローカル線車内風景ー只見線、大井川鐵道井川線、わたらせ渓谷鐵道/汽車好きの原風景ー宮脇俊生と昭和戦前)/「坊っちゃん」たちが乗った汽車(漱石と汽車ー九州鉄道、山陽鉄道、東海道線/二十世紀を代表するものー満鉄本線、三江線、東京路面電車/時を駆ける鉄道ー都電荒川線、甲武鉄道/汽車は永遠に岡山に着かないー東海道、山陽、鹿児島各本線、御殿場線/初老「鉄ちゃん」はかわいいかー「あとがき」にかえてー大糸線) 近代文学はなぜ多くの鉄道を登場させたのか。

夏目漱石は『坊っちゃん』から、松本清張『点と線』まで、舞台となった路線に乗り、名シーンを追体験する。

ローカル列車に揺られながら、かつて作家たちが鉄道を作品に取り込んだ理由に思いを馳せる。

鉄道と文学との魅惑の関係をさぐる、時間旅行エッセイ。

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